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- 2016.08.02 Tuesday
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読んだ。
基本的にコミュニケーションの問題、想像力の問題なんだな
と思ってしまった。
相手の状況を想像するのは、まずもって口をはさまず話を聴くという事ををしないと難しい。
それをしても、なお「自分の想像を超えたものがある」と思ってないと
根本的なところでズレてしまう気がする。
一気に読み終えた。
この作者がただのフィクションとしてではなく
現実の人の苦しみとして書いていると感じた。
仕事がら、これは丹念に調べて、聴いて書かれたものだろうと
直感したんだけど
まさに、あとがきにある参考資料のリストと
当事者の声に真摯に耳を傾けた事が書かれてあり
深さの裏打ちを知った。